中ノ島滞在最後の晩、われわれはまったくもって、本当に偶然のチャンスにでく遭いました
夜8時前後だった、雨が上がり、港の中をライトで照らすと、ものすごい量のトビウオの大群
3日間風雨にさらされていた、釣りざおを手にとり、一匹のトビウオを背掛け、棚を竿一本と
少しで港の堤防から放り込むと(ドラグをフリーの状態)、いきなり私の浮きの明かりが海面
から勢いよく姿を消しました。フリーにしたペン90からけたたましい音を立ててラインが出て
行きます、200メートル近く走ったところでリールのレバーをストップするも、竿から手元に伝
わる重量感は想像を絶するものです。
この写真は10キロから40キロのロウニンと磯マグロ・・・・1時間ほどで堤防には10本近くの大物が横たわっていました。                      

磯では狙ってもなかなか釣れませんが、トビウオ接岸の時期にトカラに行けば、港の足元でこんな光景にに出会えます。
港からトビウオが去った後に残されたものは???ロウニンアジ、磯マグロ、サメなどの襲撃で逃げ惑い、堤防の上には、
無数のトビウオが散乱。

96年6月中ノ島にて撮影