「潮の香りが母のように懐かしい。
自然の動物たちが友のように温かい。
青い海と緑と岩肌のこの島で、遥かな歴史が流れ、いま、自分がいる。
水平線に昔をしのび、未来を聞きたい。
やさしい人が住む、ここが故郷・・・・・・・」・・・・・・?
男は、歳をとっても子供・・・思考がストレートで、都合よく"夢追い人"になれる。
で、そそくさと、あたふたと単純にシンプルに、家族を忘れ、ポンコツ車を鞭打ち、悪友と二人、目指すは・・・南西諸島"トカラ"
男二人でリゾートトカラ・・・色気がない。いやいやトカラの島娘が待っている?・・そんなことは無しか
ポンコツ車のエンジン軽く、鹿児島は北埠頭に到着・・・明日の朝はト・カ・ラ
島娘・・・純朴可憐な?・・・ただ、たまに見かける娘さんは、やはりどことなく新鮮!!
・・・ということを想いつつ、貧乏暇無し、悪友二人で通ったトカラの10年
梅雨の横なぐりの風雨に耐え、真夏の頭を射すような日差し、コンビニもジュースの自販機すらない島で・・・・
何処に行くにもテクテクと、ただ自分の足だけが頼り・・・たまに親しくなったおじさんや小母さんに足のおねだりなんかして、「ちょっと車乗っけて頂戴」と
しかし、この夏の島では、警戒された・・・堤防で寝泊りは・・・歓迎されない・・おまけに、車のおねだりをするもんだから。
人気のない島で時の流れを感じつつ、ほんの少し素直な自分がいて、そして人恋しく思う時間を味わう。
雨に負ける…。
風にも負ける…。
夏の暑さは日射しに堪えて
冬の寒さはシバれて辛い。
見かけに因らず虚弱な身体を持ち、金は無く、欲は人以上有り、ときには腹を立て…。
トカラで携帯電話が通じるようになって(圏内)2年が経ちました、巷では、携帯という小道具を子供のおもちゃにまでしてしまった・・・・日本があり・・・"圏外孤独"の子供と大人が戦っています。
21世紀・・・アンクルトリスのおじさんに来てもらおうか・・・・
疲れたのでここまで、続きは・・・
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