リゾート・トカラ 島を愛せますか? @
00/7/26スタート・なんでんかんでん・島と文化と焼酎の座礁物語
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トカラとは?どんな島
私もそんなに金と暇はないもんで行きたいけど、なかなかいけません。今年はあと一回、秋に計画していますが・・・
トカラに行ってなにをやるか?難しい問題であります。トカラは時間と足がないと、ほとんど島の様子を知ることなく、又、島の人とのふれあいなんかもできないでしょう。民宿に泊まりなさい、そこでなんとか車か自転車の手配はつきます。自転車では100メートル漕いだら疲れる?・・・そうですトカラは島です、山道ばかりで(狭い)自転車は競輪の選手か、野球選手の山ごもりにはもってこいです。必ずや一流の選手になれるでしょう。
人口40人から170人の島では、人影を自分から探していかないことには文化の吸収などありえません。自分からどんどん民家の中に入っていきましょう、そうするとすこしづつ島のことも理解できるかも・・・。

 又
島のコンビ二で買い物するのは、東京の路上で芸能人と出会うチャンスと同じくらい努力が必要です。どこの島でもそうですが、一日24時間のうちに店を開けている時間はほんの僅かで、民宿のおばちゃんなりに確かめておかないと、開かずのお店だったりすることもあります。朝一時間営業して店を閉め牧畜の世話・・・・昼から畑仕事で夕方5時から一時間店を開け、これがトカラの平均的なコンビニのスタイルであり、広さは貴方の家の玄関程度と思ってください。玄関ほどの広さの店に日用雑貨、冷食、ジュースなどが並んでいます。今年の子宝島では、5日間滞在したが、一度もお店は開きませんでした。こんなもんです・・・。

 
煙草なども島には無い物と思ったが利口で、5・6年前の中之島で煙草を切らしてしまい、店を訪ねても開いてない、困りました。役場の支所に行っても人影は見えずで、うろうろやっていましたら、学校の先生(男の先生)が生徒を連れ屋外で授業やってるではないですか。私は近づきながら、その授業の様子をしばらく見学することにしました。すると先生から声を掛けられ、「かくかく何とかで、煙草を切らしさがしてますが」と言ったら、その先生「しばらく休憩」と5・6人の小学生に言いました。
その先生、自分の家まで煙草を取りに行ったのでした、なんと車まで使って、授業中ですよ。その先生車で帰ってきて、たまげたーのなんと1カートンを差し出されるではないですか、「どうぞこの煙草差し上げます」、10箱もですよ、「お店開いてないでしょう?、これをどうぞ」。その若い男の先生ただでくれると言うのです。「いや先生、1箱だけもらえますか」・・・・感動もんです。



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